プロテインの選び方・成分表の見方
今回は巷に出回っているプロテインの選び方や成分表示に関して初心者の人でもよくわかるように解説してみたいと思います。
プロテインの選び方
基本的にプロテインを飲む人、飲みたいと思っている人が見ていると思います。
なので目的としては「たんぱく質」を摂取したい。あるいは余計な脂質や糖質を摂取したくない。
まずはこれだと思うんですね。
選ぶ際にまず見るのは
100gあたりどれくらいたんぱく質が入っているか。
これをたんぱく質含有量○○%って書いてあったりしますが基本的にこのパーセンテージが高くなると価格も高くなります。
プロテインの製法でWPCとかWPIとかCFMとか色々あるのはどれだけこのたんぱく質量を高められるか、不純成分を取り除けるかになっています。
なのでよくわからない人は含有量と価格で自分の釣り合いの取れるところを探せばいいわけです。
色々と見ていくと同じような含有量でも価格の違いに気づくことがあると思います。
(メーカーの宣伝費等も影響しているかもしれませんが)
それを乗り越えたらあと気になるのは飲みやすさですかね。
もちろんその中には味や溶け易さなども含めて考えますがこればかりは好みの世界ですのでなんともですが日本の有名メーカー(ウィダーやザバス)よりは先日紹介したBeLEGENDなどのほうが溶け易いなと感じるのと海外製品などはどんだけスムーズに溶けるんだってくらいダマが残らないものもあります。
そこからさらに欲を言って探せばたんぱく質の中のアミノ酸成分が細かく書かれているものがいいです。
たんぱく質ってゆうのはアミノ酸が合体して出来たものなので分解していくとアミノ酸になっていきます。
このアミノ酸がものによって高いもの、安いものがあり筋肉をつけていきたい!となるとより重要なものがあったりします。
もしアミノ酸の成分が書いてあるのならば
BCAAと呼ばれるバリン、ロイシン、イソロイシンが多く含まれているもののほうが理想的です。
さらに言うならば筋合成のスイッチは血中ロイシン濃度が2000mgを越えると高まると言われていたりするのでロイシンの濃度が高いものがいいなと思います(おそらくそんなものは高価な商品になると思いますが。)
このロイシンはいずれお話するであろうHMBのところでも出てきますので超重要な成分だと覚えておいてください。
安いプロテインには安いなりの理由ももちろんあるということを覚えておいて下さい(宣伝費や中間業者を通さないというポジティブな理由も含め)
一般的に安いと言われているグリシンなども睡眠の質を高めるなどの効果のあるアミノ酸であることは覚えておきましょう。
いよいよ次はプロテインの袋やボトルに書いてある成分の読み方をやっていこうと思います。
プロテインのラベルの読み方
まずはこの写真を見てください。
よくあるプロテインボトルです。
ここから1つずつ成分を見てみましょう。
Calories
%Daily value
Total Fat
Saturated Fat
Trans Fat
Cholesterol
sodium
Total Carbohydrate
Protein
と文字が並んでいます。
一つ一つ見ていきましょう
まずCaloriesはカロリーですね。その横にCalories from Fat 20とあります。これはカロリーのうち脂質からくるものは20kcalですよーって事です。
%Daily valueは一日あたりの摂取目安に対するパーセンテージが何%程度かが記載されています。
Total Fatは総脂質量、これにはsatulated fat(飽和脂肪酸を含む脂肪)とTrans Fat(トランス脂肪酸)
があります。
トランス脂肪酸てのは炭素結合がうんぬんかんぬんありますが気にしないでいいです。身体に悪い脂肪と思っておけばよいです。トランス脂肪酸に関しては気になる人は調べてみてください。色々と出てきます。笑
Cholesterolはコレステロール。よく出てくるコレステロールです。
コレステロールはホルモンの材料になったり細胞の膜を作る材料になったりしますがとりすぎるとよくない反応で動脈硬化が起こったりするのでとりすぎは何事も要注意です。
sodium
ナトリウムの事です。
ナトリウムと食塩は違うので覚えておいて下さい。
100mgのナトリウムを摂取するために必要な食塩の量は254mmgです。
ちょっと計算がめんどくさいですがそんなに使うこともないと思うので雑学として覚えておいて下さい
Total Carbohydrate
これは総炭水化物の量です。炭水化物は糖質と食物繊維を合わせたものを炭水化物と言います。
糖質はsugar
食物繊維はdietaly fiberですね。
Protein
これはもうおなじみ、さんざん言ってきたたんぱく質ですね。
これらの単語がわかると成分表示が英語でもだいぶ読めると思います。
このプロテインは1杯あたり31gで、そのうちの23gがたんぱく質ですよーとなるわけです。
これを目安に高い安いなどを判断してプロテインを選ぶのもひとつの方法になります。
少し長い話になりましたがこれで皆様がプロテインを選ぶ参考になればと思います。
ありがとうございました。
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