大腿筋膜張筋の働きについて

理学療法


こんばんわ

今日は大腿筋膜張筋の機能についてお話したいと思います。
みなさん大腿筋膜張筋(TFLとかITBとかって言ったりもしますね)をどれくらい気にしたことがありますか?

この筋、膝の痛みを持つ方に対して意外と重要なポイントだったりするのです。

はじめに解剖学からおさらいすると
起始:上前腸骨棘(ASIS)
停止:腸脛靭帯(TFL)となりGardy結節に付着
神経:上殿神経
作用:股関節の外転、屈曲、内旋

になります。
写真で見ると以下のような走行ですね。
大腿筋膜張筋

images.gif
引用:http://www.tedikara.com/


この大腿筋膜張筋(腸脛靭帯)以下TFL、走行を見るとわかりますが外側広筋の上をかぶるように走ってきます。

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引用:http://www.matsuda-oh.com/sys/wp-content/uploads/2016/05/795316b92fc766b0181f6fef074f03fa.jpg

また、このTFLは大腿筋膜の構成要素となっており、この大腿筋膜は筋の内部へ入り込み、筋間中隔を形成します。

話は戻ってこのTFLの緊張が強くなると上から外側広筋が押さえつけられて外側広筋の働きが阻害されてしまいます。
外側広筋は大腿四頭筋として脛骨に付着する筋ですから膝関節の筋力発揮、ひいては膝の安定性に関与します。
また、外反変形(O脚)になるとこのTFLが引っ張られ緊張が強くなってしまいます。なのでこのTFL(筋腹から靭帯部まで)をリリースしてほぐしてあげると膝の疼痛が緩和されたり四頭筋の筋出力が上がったりという事が考えられます。

ではどのようにほぐしていくのかを次回お話しさせて頂こうかと思いますがそんなに難しい事はありません。

次回のコンテンツとしては
・TFLの触診方法
・他動的なリリース手技
・自主トレとしてのリリース手技
をお話しさせて頂きたいと思います。

本日もありがとうございました^^